HSPさんが恋愛で疲れる理由
相手の意見や行動に振り回されてしまう(合わせてしまう)
HSPさんの特性の1つに、感受性が強い特性や自分に自信のない方が多いです。
相手から「こうしたほうがいい」と言われてしまうと自分に自信のないHSPさんは、自分はダメな人間なのかと落ち込んでしまいます。
人それぞれ、違う意見があるのは当たり前だと頭では理解してるのですが…
自信のなさから、意見が異なると自分が間違ってると思ってしまいます。
そして、相手の意見に振り回されやすくなり感受性が強いHSPさんは相手の行動1つ1つにも過敏に反応してしまいます。
気を遣いすぎてしまうという特性もあるHSPさんは、相手の意見や行動に対して気を遣って何も自分の意見を言えなくなってしまい、結果恋愛で疲れてしまうのです。
1人時間を確保できずストレスを溜めている
HSPさんは、誰かと一緒にいると気を遣いすぎてしまうので1人時間というのは大切なのです。
しかし、恋人とたくさん会いたいという恋愛観を持っている人とお付き合いをした場合、恋人に合わせることで1人時間が確保するのが難しくなってしまいます。
恋人に会えてうれしいはずなのに疲れたと感じてしまうことにも、自己嫌悪してしまいます…
また、一緒に住み始めると自ずと1人時間は減ってしまいます。
常に誰かと一緒にいることで段々とHSPさんは疲れやすくなり、ストレスを溜めやすくなってしまいます。
相手に依存して、少しでも側にいないと寂しく感じる
相手に同調しやすいHSPさんは、人の気持ちに敏感に反応してしまいます。
恋愛相手の寂しさを感じ取ってしまい、自分がなんとかするという気持ちになりやすくなってしまい、結果相手に依存してしまったり共依存になってしまうという結果になってしまいます。
また、元々HSPさんは依存しやすい体質とも言われています。
気遣いができるHSPさんは相手に尽くしてしまいがちなので依存・尽くすことで最終的に心が疲れてしまいやすくなります。
駆け引きに疲れを感じてしまう
HSPさんは、心配性な人が多いので刺激的な日々よりも穏やかな日々を好む傾向があります。
恋愛は他の人からすると駆け引きがあることで刺激的で楽しいと思うこともありますが、HSPさんは心が揺れ動くということで疲れてしまうので駆け引きに疲れを感じてしまうのです。
「駆け引きのために、あえて連絡を取らない」みたいなのが苦手です。
何かまずいことを言ってしまったから連絡が来なのでは?と不安になってしまいます…
HSPさん相手に気を引きたいがために駆け引きの恋愛すると、HSPさんは相手からの些細な言葉や行動で深くダメージを負ってしまうことがあるため、恋愛に対して苦手意識や疲れを感じやすくなってしまいます。
HSPさんが恋愛でやってはいけないこと
自分の時間を犠牲にしてしまう
HSPさんは相手に合わせてしまい気を遣いすぎてしまう方が多いです。
恋人にデートに頻繁に誘われてしまったり、友達との遊びに誘われることが多いと、断れないHSPさんは自分の時間を犠牲にして恋人に合わせてしまいがちなのです。
相手がよかれと思ってしてくれてることだと理解してるからこそ、断りにくいですよね。
1人時間が大切なHSPさんには常に一緒にいることはとても疲れてしまうことです。
心を安定に保つために自分の時間はしっかり確保しましょう。
相手に不満など自分が思っていることを伝えずため込んでしまう
HSPさんは自分の意見を伝えるのが苦手な方が多いです。
相手に不満があっても気を遣ってしまい、自分の意見や気持ちを伝えることができずにずっとため込んでしまいます。
そしてHSPさんは段々と疲れやすくなってしまうのです。
自分の気持ちを相手に伝えるということはHSPさんにとって勇気がいることですが、勇気を出して自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
性格や趣味が合わない相手を選んではいけない
HSPさんは相手の気持ちや表情に敏感なので、仲が良い人でも一緒にいると疲れやすくなってしまいます。
HSPさんにはたわいのない会話が苦手な人が多いのです。
ですが、趣味が合うと趣味の話で盛り上がることができますしその趣味を一緒にすることで一緒にいることが苦痛ではなくなります。
話題がすらすら出てくる状態は、気を遣いすぎずに済んでうれしいです。
また、性格が合わない人も選ばない方がいいです。
HSPさんは、感受性が強いので人の感情が自分の感情のように感じやすい方が多いです。
HSPさんの穏やかな性格とは違い、喜怒哀楽が激しい方だとその感情1つ1つに反応してしまい振り回されてしまいます。
性格が合わないということが結果HSPさんが疲れやすくなることに繋がってくるので、性格が合うということも大切です。
HSPさんが疲れずに恋愛をする方法_楽しく長続きする秘訣
大前提は相性が良い、一緒にいてストレスを感じない人と交際する
HSPさんは、人の表情・言動・行動にとても敏感に反応してしまい、それによって疲れやすくなってしまうという特性を持っています。
相性が良くないと
- 自分とは違う価値観にストレスを感じてしまう
- 自分の意見や気持ちを伝えるのが苦手なHSPさんは我慢してしまう
など、ストレスを感じやすくなってしまいます。
HSPである自分と性格や価値観が合うことで、ストレスを感じない恋愛をすることができます!
お互いに自立していることは大事
お互い相手がいないとダメになる関係、共依存はしない関係性を築きましょう。
お互い必要な時は頼れる存在でありつつ、それ以外は自分で自分のことをできる関係性の方がHSPさんも相手の感情に振り回されることが少なくなります。
依存しやすいHSPさんも、相手が自立していると、相手に合わせて自然と自立できるようになるはずです。
1人時間は積極的に確保する
HSPさんは1人の時間を確保することを大切にしましょう。
HSPさんは、周りに誰かがいるとつい気になってしまい、それによって疲れてしまいます。
そして、人の感情に敏感に反応してしまい同調しやすいので、感情に振り回されて疲れてしまうので、恋人ができても定期的に1人になる時間を確保しましょう。
好きな人だとしても、ずっと一緒にいるとHSPさんは疲れてしまいます。
恋愛が億劫になり恋人を嫌になる前に自分時間を作り、丁度いい関係性を築くようにしましょう。
すぐに同棲しない
HSPさんは、すぐに同棲をするような恋愛はやめましょう。
相手のことをよく知らないまま同棲をしてしまうと、同棲をする前には見えていなかった面が見えてきてしまい、不満が溜まってきてしまいます。
自分の気持ちをうまく伝えることができないHSPさんは、不満をどんどん溜めていきストレスが溜まっていってしまいます。
また、物音やニオイに敏感に反応してしまうHSPさんなので他の人と一緒に暮らすことで、他人のちょっとした物音やニオイに敏感に反応してしまい、しんどくなってしまうことも増えていきます。
HSPさんが同棲をするときは、
- きちんと話し合うこと
- 長い時間かけてお互いを知ってから同棲をすること
をオススメします。
たまには相手の本音を聞いてみる
HSPさんは、人の本音や気持ちを聞いてしまうことで過剰に反応してしまい傷ついたり疲れてしまうことからあまり人の本音や話を聞くことも苦手な方も多いはずです。
しかし、恋愛をするにあたり本音を言うことや相手の本音を聞くことはとても大切なことです。
いつもHSPさんの特性を理解してくれている恋人でも、本音を聞くと実はHSPさんに対して思っていることがあることもあります。
本音を聞くことはとても怖いことです。
しかし、相手からの本音を聞くことで自分の直さないといけないところが改めて見えてきますし、相手ともっと親密な関係性になれます。
お互いの本音を言い合えないうわべだけの関係性よりも、お互いの意見や本音を言い合える関係性を築けるように心がけてみましょう。